われらのこどもプロジェクトとは

 中京大学 成元哲ゼミナールの教員と学生が、愛知近郊の子ども食堂、フードパントリー(食材のおすそわけ)、学習支援の場などでボランティアをしながら記録をとる後方支援活動をしています。

例えば、子ども食堂やフードパントリー、学習支援などの活動を直接お手伝いしたり、支援してくれる企業や関係者をつないだり、子ども食堂の参加者らの声をまとめて関係者にフィードバックしたり。

これらの活動を通じて、自らも気づきと体験を得るとともに、多くの人がつながり、子どもたちの笑顔が増えることを願う活動です。

 

ゼミの活動を通して

 私たち成ゼミは、2016年5月頃から愛知県内の子ども食堂にボランティアとして参加し、記録をとる活動を続けております。活動を始めた当初は、愛知県内の子ども食堂がどれほど存在しているのか、そのデータすら存在していませんでした。そこから、県内各地の子ども食堂に出かけて、愛知子ども食堂マップ、パネル、報告書などを作成しました。

 このデータは愛知県や名古屋市などにも活用され、愛知県内の居場所づくりの活動に大きく貢献してきました。またそこで得られた経験を生かし、多くの学生が市役所などの役場や、子ども食堂に関係する企業・団体などに就職し、更にその活動の輪を広げています。

 2020年度からはコロナ禍が襲来し、子ども食堂がこれまでの居場所での開催が叶わず、フードパントリーや弁当配布に切り替えながらも 子どもたちとつながる活動を続けています。

 今後も「われらのこどもプロジェクト」は、子どもの居場所に心を寄せる多くの方々をつなぐつながりをつくり、未来ある子どもたちが笑顔になる活動を続けます。

 

おねがい

 コロナ禍の影響で生活にゆとりがない人が増えています。とりわけ、子ども食堂や学習支援の活動は、密になりがちで困難な状態に陥っています。

私たちは、子ども食堂とその活動を支援してくださる方をつなぐ活動をしています。

私たちといっしょにこの活動に参加しませんか。